初めまして！とだです。あと1年で卒業ということで、ブログを掲載させていただくことになりました。
私は普通じゃないことが大好き。学費以外を自分で生計を立てる苦学生でしたが、今では女子大生らしい時間を過ごせるようになりました。

たくさんの学びと経験、まさに社会へ出る前の勉強をさせてもらっています。

普通のアルバイトじゃ得られない楽しさとわくわくの連続で充実した毎日を過ごせています。

私は大学1年生の冬にディーラーのアルバイトに応募しました。

当時、私はアルバイトを２つ掛け持ちしていて毎日2時間睡眠で大学へ通っていました。その生活が限界に達していて、長くたくさん働けるアルバイトを探していたところ、この金沢ギルドを見つけました。

最初は覚えることが多くて、一意攻苦な日々が続きました。

でも、その小さな達成感の繰り返しが今の自分になれた気がしています。

そして、学校で友達に「最近、笑顔のとだちゃん増えたね」と言われたことを今でも覚えています。あの頃は全く何も考えていませんでしたが、大きな第一歩を踏み出した瞬間なのかもしれません。

1時間ほど話していただいたことは覚えていますが、内容は...

１つだけこれだけは頑張ろうと思った項目がありました。（本当は５つあります）

それは「主体性」このお店はマニュアルに沿ってというより、主体性を持って自分で考えて行動する方針で、個性を大事にしてくれます。何かをやらされるのでなく、自分の意思で働けるという点にすごく共感しました。

入店してまだ3ヶ月なのにディーラーとして出張に抜擢されました。

まだ覚えたての私に務まるのか不安な日々を過ごしていました。

大学生なのにお仕事として出張というのも驚きだし、一緒に派遣されたパートナーは全国大会で決勝テーブルの担当歴がある、ひろの先輩でとても緊張しました。

会場は知らない方ばかりで完全にアウェイでしたが、来場されている方は本当にキラキラした顔でポーカーを楽しんでプレイされていたことを覚えています。

その笑顔に救われて緊張が解けた安心もありますが、この方たちがポーカーを楽しむ手助けとなっているディーラーという職業の魅力を感じた瞬間でもありました。私だけの力ではないけれど、あの空間を演出する助力ができて達成感を得たことがこの出張の大きな経験となりました。

日本で一番大きなポーカー大会のお手伝いをして来ました。

1度目の出張とは違い、ディーラーのスキルを披露するという事を年頭に挑みました。他の誰よりも上手くディーリングすることだけを考えていましたが、ふとプレイヤーさんたちの顔を見上げると、誰もが真剣な表情でポーカーをしていて前回の出張と違う緊張した世界を体験できました。

この大会は競技としてのポーカー、前は楽しむポーカー、どちらもポーカーの魅力の１つだし、どちらのプレイヤーも楽しんでいるということを発見できました。

私たちは「お客様の笑顔が私たちの対価です」と教わっているので、どちらかというと1回目の世界が私には居心地が良かった気がしています。

接客というのは自分がお客様をもてなす事だと思い込んでいました。

今は私が繋がるというよりも、私が繋げるという意識が強くなりました。
対私ではなく、テーブル全体でポーカーを楽しんでいただきたいと意識しています。

　金沢ギルドのお客様たちは皆さん仲が良いです。一見、友達同士や長年の常連さんかと思いきや全然そんなことはなくて、みんな最初は一人でご来店されていてここで仲良くなったそうです。そういう場所を大切にしたい、作っていきたいと思うようになりました。

　私は電子工学の勉強をしているのですが、以前に就活についてオーナーに相談した際に技術や回路と向かい合うだけでなく、それを使う人の事を常に想像していると勉強も仕事も辛さは軽減されるよとアドバイスをいただきました。

学校では教わらないことを学び、それを体現できるアルバイトに出会えて幸運です。

大好きな店を盛り上げたい想いで多くの役割を担当させてもらっています。

多分、他所のお店では店長がやるような事もやらせてもらっています。

今までディーラーとして見ていた景色がガラッと変わり、営業時間外の仕事の多さに驚きと、スタッフ達をまとめたり指示することの難しさを強烈に痛感しました。

しばしば私は主張が激しいや口調が強いと周囲に言われていた時期があって、オーナーやひろのさんに相談したところ「それが普通」、思考や想いを持っている訳だからどんどん主張して良いよ。ただ話し方は感情的にならず、予め考えていたことを話すように工夫すれば大丈夫と言ってくださって頭のもやが晴れた思いでした。

場当たり的に対処するのではなく、１つづつ書き出す工夫をすることで、スケジュールを練ることができたり、優先順位の整理ができるようになりました。

仕事と分かっていても、どうしても感情がついて回ることに悩んだ時期がありましたが、お客様は当然、スタッフたちも楽しめる職場作りに奔走しました。

その結果、この笑顔に満ちた空間を見ていると、あの苦悩していた事がちっぽけに今は感じられます。

先日、初めての海外旅行！初めてカジノ（Paradise City）を視察して来ました。

オーナーが更に知見を深める為にと手配をして下さり、パスポートを申請した日からわくわくが止まりませんでした。今回の旅もひろの先輩と一緒です。彼女は何度も海外へ行っていて、カジノへ行かなかった旅行はないという程の猛者なので初めての海外でも安心して向かうことが出来ました。

初めてのカジノは煌びやかで清潔感があり、印象と全く異なりました。

ギャンブルをする場所なのですが、まるでパーティー会場のように豪華で、紳士的な方が多かったです。

何もかもが新鮮でもっと伝えたいことはたくさんありますが、お店では全てのお客さんにカジノでポーカーしているかのような体験をしてもらいたいと決意しました。

カジノ以外に観光も楽しむ時間を作れたので、極寒の中でしたが異文化に触れたり、拙い英語でコミュニケーションを図ったりと貴重な経験を得ることができました。何もかもが新鮮で楽しくてあっという間の2泊3日でした。

私は約2年で多くの経験をさせていただきました。

金沢ギルドという学校は願望やビジョンを述べるだけでは褒めてくれません。必ずアクションを求められます。最初は理不尽だとか厳しいとか思いましたが、いろんな学びを得ることで、飛び級で社会へ出る前の勉強をしていると考えられるようになりました。

ただディーラーとして過ごしただけでなく、もっと役に立ちたい、もっと仕事を深掘りたい、好きな場所をもっと良くしたいと望み、実行した結果だと振り返ります。

これからディーラーを目指す方には「ポーカーを知らない人でも安心してね！」、「やりたいことをとことんやって自分に挑戦してね」と伝えたいです。

あと1年で卒業ですが、引き続きよろしくお願いします。

拙い文章ですが、最後までお読みいただいてありがとうございました！